
アップデート情報 55
電源ユニットの取り外しに関するアップデー
ト情報
10G のネットワークポートを備えた I/O ライザーがシステムにスタンバ
イ電源を供給するには、電源ユニットが少なくとも 2 台必要です。
DC 電源がオンの状態でシステムから AC 電源ケーブルを外すと、シス
テムが一時的に電源の最小要件を満たさない状態で動作する場合があり
ます。システムの AC 電源入力が最小要件を下回ると、BMC SEL に
VR2/IO ライザーの電源が正常でないことを示すエラー、および / また
は PCIe の致命的エラーが記録される場合があります。
メモ: これらのエラーはシステムの機能に影響を与えるものではありま
せん。
これらのエラーを防ぐには、次のことを確認してください。
•
システムが少なくとも
2
台の電源ユニットで動作していること。
•
システムから
AC
電源ケーブルを外したり接続したりする前にシス
テムの電源を切ること。
オプションの 10 GbE I/O ライザー使用時のシ
ステムの制限
10 GbE I/O ライザーには、1 GbE ポート 2 個に加えて、Broadcom
57711 コントローラを使用する 10 Gb SFP+ ポートが 2 個提供されてい
ます。10 GbE I/O ライザー使用時の制限は、以下のとおりです。
•
システム電源の冗長性を確保するには、
AC
電源に
4
台の電源ユニッ
トをすべて接続する必要があります。電源ユニットを
1
台でも取り
外すと、システム電源は非冗長となります。
注意: システム電源が非冗長となった後に電源ユニットに障害が発生し
たり、もう 1 台の電源ユニットを取り外したりすると、システムに障害が
発生し、データの損失を招くおそれがあります。
•
Broadcom 57711
の設計上の制限により、
10 Gb
SFP+
ポートでは
WOL
(
Wake On LAN
)がサポートされていません。ただし、
WOL
はライザー上で使用可能な
2
個の
1 GbE
ポートではサポートされて
います。