
106 ラック取り付けガイド
ケーブルの接続と束ね
注意: 作業がしやすいように、また十分な通気を確保するために、接続
するケーブルのそれぞれの束がストレインリリーフバーの上で必ずカス
ケード状になるようにします。
1
最大
8
本の
I/O
ケーブルまたは電源ケーブルのそれぞれの論理的な
グループについて、ケーブルの束を別に作ります(図
1-9
を参照)。
2
グループ内の一番上のコネクタから順序どおりに、ストレインリ
リーフバーの上でカスケード状になる配列で、最上部の
I/O
ケーブ
ルを接続します(図
1-9
を参照)。
3
ベルクロタイラップを使用してそれぞれのケーブルの束をストレイ
ンリリーフバーに固定する前に、
106
ページの「
I/O
ケーブル連番ク
リップの使用」の手順に従ってケーブルを組織的に管理することが
できます。
メモ: 完全装備のシステム構成を 図 1-9 に示します。管理するケー
ブルの本数が多い場合は、最初に各ケーブルグループを確認し、連
番クリップを取り付け、ベルクロタイラップを使用して各ケーブル
グループを束ねることをお勧めします。
I/O ケーブル連番クリップの使用
1
システムに付属の
I/O
ケーブル連番クリップを確認します(図
1-1
および
図
1-2
を参照)。連番クリップの目的は、ケーブルコネクタと
その各ケーブルの順序をそのままの状態に保ち、システムモジュー
ルの取り外しと交換を容易にすることです。
2
ケーブル
8
本から成る各グループについては、
1
および
8
と刻印さ
れた側を選びます。ケーブル
16
本から成るグループについては、
1
および
8
と刻印された連番クリップと、
9
および
16
と刻印された
連番クリップの計
2
つが必要です(図
1-9
を参照)。
メモ: 連番クリップにはいずれも、表側に 1 および 8、裏側に 9 およ
び 16 と刻印されています。8 本のケーブル一組には 1 つ、16 本のケー
ブル一組には 2 つの連番クリップが必要です。
3
連番クリップの向きを水平にして、カスケード状の各ケーブルをスト
レインリリーフバーとの接点の真上に取り付けます(図
1-9
を参照)。